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宝塚 観劇レポ

2021/6/17

噂とは違った!?花組「アウグストゥス~尊厳あるもの~」とダイスケフジイショー

東京組の私にとって、ムラで先に観ている方たちの感想は貴重な判断基準。 チケットを増やしておくべきか、増やさぬべきか・・・。   今回の花組「アウグストゥス」は私の知る限り、「増やさない」の判断を促す評価が多かったのですが・・・   なんと、前評判に反して面白かった!(失礼) 何が面白いって、 人間のどろどろした裏側の顔や相手の出方を見つつ駆け引きばかりをしているように見えて、その中に真実が隠れていたり・・・ 次はどうなるの!?と続きが気になる場面転換。 少し登場人物が多いけど、昔々の学 ...

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宝塚 情報 観劇レポ

2021/6/8

大人のファンタジー!あーさ初東上の雪組公演「ほんものの魔法使」

あーさ(朝美絢)、初東上おめでとうございます! ということで、KAAT神奈川の初日を観劇してきました。 最後の挨拶で、神奈川凱旋をとっても嬉しそうに喜んでいたあーさがとても印象的でした。 ファンの方は本当に嬉しい瞬間だっただろなぁ! 今回も全く予習もせず、バウでの映像配信なんかも観なかったので何にも知らない状態で観劇に行った私ですが、 お芝居もなかなか深くて、観れば観るほど心に響くのではないかなーと思いました。   目次1 ざっくり公演の感想を2 気になった方たちを勝手にご紹介2.1 アダム/朝 ...

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宝塚 情報

2021/5/27

珠城りょう様卒業公演 月組NOW ON STAGEを勝手にまとめてみた

贔屓組が公演中なのにすっかりご無沙汰になってしまいましたが・・・ 5月15日に大劇場で初日を迎えた月組公演「桜嵐記(おうらんき)」と「Dream Chaser」評判いいですね! 自分がチェックしているSNSは月担が多いから必然的にそうなるのかもしれませんが、特にトップさんの退団公演で評判がいいのは嬉しいことです。(退団公演って結構アレな時あるから・・・)   私はまだ観劇はしていないのですが、予習のためにNOW ON STAGE(ナウオン)を見ていたら、突如として出演者の皆様が観て欲しいと思って ...

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暮らし 観劇レポ

2021/5/26

レ・ミゼラブル2021 感慨深い生オケと再認識

バァバァーンバァバァーンババババババブワァーン!! 久しぶりすぎるほどの生オケの迫力と音のそろい具合とレ・ミゼラブルのこのオープニングで鳥肌立たない人はいるのでしょうか!? ついつい前のめりになりそうになる自分を制しながら、初日の列に入ってきました。 ※内容には全然触れていません。 レ・ミゼラブル2021公式サイト 今回のキャストはこちら。   ストーリーがどうしてもしんどいので、全編通して身体に力が入り、気づいたら客席なのにこぶし握っている私。 観劇後はヘトヘトです(笑) でも嬉しい。 宝塚に ...

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たわごと 観劇レポ

2021/4/21

ヅカファンが初めてOSKの舞台を観た話

ヅカファンであれば、どこかで一度はすれ違ったことがあるかもしれません。 その名は「OSK日本歌劇団」   未婚の女性だけで構成されていることや、男役と娘役が存在していること、あの独特な化粧姿と華麗なレビューの舞台というと宝塚と通じるところがありますよね。   OSKの詳しい説明はwikipedia先生を読んでもらうのがいいのですが(雑)   失礼を承知で言うと、ヅカファンの私にとってOSKは「宝塚に似た劇団」という認識でしかありませんでした・・・   おそらく自前の ...

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暮らし

”自分がやるべきだと思ったことが、自分にとって善い(よい)こと” 「正義の教室」レビュー

2020年8月23日

「トロッコ問題」といわれる究極のジレンマを聞いたことがあるでしょうか。

  • 暴走したトロッコの先に5人がいて、そのままトロッコが突っ込むと5人全員が死んでしまう
  • でも、あなたが路線を切り替えるレバーを引けば、5人の命を助けることができる
  • しかし、そうすると今度は切り替えた路線の席にいる別の1人にトロッコが突っ込み、本来無関係のはずの人間が1人犠牲になってしまう

この問題を聞いて思い出すのは、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の「これからの『正義』の話をしよう―いまを生き延びるための哲学」でしょうか?

 

ずいぶん前に一度チャレンジしましたが挫折しました。

 

私のように

 

  • ハーバードの正義の本、実は挫折したんだよね・・・
  • 哲学なんて全然わかんないけど、トロッコ問題興味あるな

 

という方におススメしたい飲茶さんの「正義の教室」

物語を読むことが好きな方なら、きっと最後の驚きの展開を含めて考えさせられること間違いなしです。

 

なんで「正義の教室」は最後まで読み終えられたのか

賛否あるようですが、「正義の教室」はライトノベルのような軽妙な文章が続き、各主人公たちの人物描写が比較的多いです。

それぞれの人物が信じる「正義」が生まれるきっかけとなった出来事を絡めていることで、

「この人はこの後どうなってしまうんだろう」

という、次に読み進めるための「興味」が途切れないストーリー展開であったことが大きな理由だと思います。

ただでさえいつも考えていないような「哲学」の難しい問題を、言葉を読んで理解するだけでは難しい。

確かに哲学についての内容自体は薄いのかもしれません。

でも哲学の入門書という位置づけとして考えれば、十分にその役割を果たしていると思います。

 

「正義の教室」を要約すると

この本のメイン軸となるのは「平等」「自由」「宗教」の3種類の正義

それぞれの正義を固く信じる3人の学生「千幸」「ミユウ」「倫理」の

これまでの人生や考え方を紐解きつつ、

それぞれの正義についての主張や問題点を戦わせながら、

本当の「正義」って何だろう、と考えていくストーリーで進みます。

「平等の正義」を実現するには → 功利主義(幸福を重視せよ!)

「自由の正義」を実現するには → 自由主義(自由を重視せよ!)

「宗教の正義」を実現するには → 直観主義(道徳を重視せよ!)

 

そして最後に展開されるのは現在の私たちもその真っただ中にいる「ポスト構造主義」

つまり

自分で思うほど自由に物事を考えているのではなく、周囲の環境や社会的規則―言い換えると「構造」によって、実は「無意識にそのように考えさせられている」のだと言える。

社会について。

 

そんな社会を生きる中、最後の最後に、主人公の「正義(まさよし)」が選んだ彼なりの「正義(せいぎ)」が明かされる・・・!(ここはトロッコとは関係ない正義)

 

ぜひ最後の正義の決断を見届けてほしい

正直この本を読んでも、このトロッコ問題はある意味解決しません

すっきりみんなが丸く収まることはないです。

なぜなら「これが『正義』です。正しいことです。こうすべきです。」という回答はないから。

でもこの本を読んでいると、回答がないことは絶望すべきことではなく、一筋の光・救いが見えていると感じます

それは、自分は何が「善い」ことだと思うのかを考え続けること

きっと今の自分が考える「善い」ことと、

これから立場や環境が変わっていった時の「善い」は変わっていくだろうし、

人の「善い」と自分の「善い」は違うものであることを意識しなくてはなりません。

でもこの言葉を心にとどめながら、考え続けていくことが自分の人生の「正義」を考えることでもあるのだと思います。

万人にみられていなかったとしても、もしくは見られていたとしても、それに関わりなく自分がやるべきだと思ったことが、自分にとって善いことである

 

自分が「善い」と思う生き方をしない限り、僕たちにとって、自由で幸福な人生は起こり得ない

 

もし途中で

「難しい・・・挫折しそう・・・」

と少し思っても、ぜひストーリーにしがみついてでも最後まで読んでみてください

最後の最後に結構驚きの展開があります。

書き方の表現としては多少露骨ですが、その展開もこのストーリーのエピローグとしては筋が通っています

 

まとめ:自分にも他人について考える機会

自分の人生の中でこの本のストーリーに出てくるようなドラマティックなことはきっと起こらないと思います。

でも、いろんな人の考え方に触れることは日常生活でも多々あることですよね。

なんでこの人はこんな風に考えるんだろう、の裏にはその人なりの「正義」があるかもしれません。

この本を読むことで自問自答しながら自分のことを考えるいい機会になったと同時に、他人と接するときにも今までとは違う考え方でとらえることができそうです。

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